日本国内から性器を映す無修正の配信をすると、逮捕されることがあります。 海外のサイトを使っていても、安全とは言えません。2021年の最高裁の決定では、アメリカの会社が運営するサイトで無修正の映像を配信した行為が、罪に当たるとされています。
お客さんに頼まれても、チップが高くても、応じる必要はありません。不安なことがあれば、一人で抱えず弁護士に相談してください。
関係する罪と刑の重さ
公然わいせつ(刑法174条)
- 当たりうる行為
- 不特定多数が見られる配信で、わいせつな行為をする
- 刑
- 6か月以下の拘禁刑か30万円以下の罰金など
わいせつ物の公然陳列など(刑法175条)
- 当たりうる行為
- わいせつな映像を誰でも見られる状態にする、送る、売る
- 刑
- 2年以下の拘禁刑か250万円以下の罰金など。両方のこともある
児童ポルノ(児童ポルノ禁止法)
- 当たりうる行為
- 18歳未満の性的な映像を作る、渡す、持つ
- 刑
- 作る、渡す、持つなどの行為ごとに刑が決まっていて、拘禁刑になることがある
海外のサイトなら大丈夫、ではない
「サイトの会社は海外だから、日本の法律は関係ない」とは言えません。日本の中から配信すれば、日本で行為をしたと考えられるためです。2021年の決定の事件でも、海外の会社のサイトが使われていました。
誤解しやすいこと
国別ブロックのしくみは身バレ対策で説明しています。
逮捕だけでは終わらない
どこまでなら大丈夫?
法律に「ここまでなら安全」という線は書かれていません。迷ったら映さない、が基本です。性器を映さないことに加えて、性的な行為と受け取られる配信も避けると、リスクを減らせます。会話やゲームなど、体を見せない配信なら、この心配はほとんどありません。
安全に働くために決めておくこと
- 性器を映さないと決めます。 モザイクをかけても、安全とは言い切れません。
- 断る言葉を用意します。 「それはできません」で十分です。理由を説明する必要はありません。
- プロフィールに書きます。 できないことを先に書いておくと、頼まれにくくなります。
- しつこい相手はブロックします。 チャットの制限機能や、運営の窓口を使います。
- 会話やノンアダルトの配信を選びます。 ゲーム、ダンス、ASMRなど、体を見せない配信もあります。
18歳未満は絶対に働けない
18歳未満の人は、どのサービスでも働けません。年齢をごまかすと、本人だけでなく周りの人も重大な問題に巻き込みます。児童ポルノは、作ることも渡すことも持つことも罰せられます。
不安なときの相談先
過去の配信が心配なときや、脅されているときは、一人で抱えないでください。法律の相談は法テラス(0570-078374)、脅しや嫌がらせは警察相談専用電話(#9110)で受け付けています。「映像を広めるぞ」と脅されたときは、お金を払う前に相談してください。
ほかの注意点は身バレ対策とチャットレディの始め方にまとめました。
